GRASP THE FUTURE

  • エアラインパイロットの先輩の声へ
  • キャビンアテンダントの先輩の声へ

航空業界へ羽ばたいた先輩たちにミライを聞きました

AIR LINE PILOT

ANAウィングス(株)ボーイング737型機 機長 林 良典さん日本航空高校卒 日本航空大学校卒

林 良典さん

高校時代にアメリカ留学で自家用操縦士資格を取得、日本航空大学校での事業用操縦士取得に弾みがつき、英語力も大幅に向上します。

高校で専門知識を取得

エアラインパイロット風景1

愛知県小牧市で生まれ育った私は地域柄、小さい頃から民間の航空機や自衛隊機を見る機会が多く、自然と「航空業界で働きたい」という夢を持つようになりました。

日本航空高等学校を卒業する前、石川県に新しい地方空港が開港し日本航空学園のキャンパスも併設するタイミングで迷わず進学。

大自然に囲まれた森の空港“能登空港”に隣接する日本航空大学校での新しい生活が始まりました。

日本航空学園では高校在学中にアメリカへ留学し、英語でのコミュニケーション能力を高めると共に、プロのパイロットとして事業用操縦士資格を取得するため必要となる「自家用操縦士資格」を取得します。

パイロットへの最短コース

エアラインパイロット風景2

私が実際にパイロットを目指すにあたりずっと不安だったこと。 それは、パイロットになるには4年制大学卒、または航空大学校卒がパイロットになるための前提なのではないか、自分もそうのようなコースをとるべきなのか、ということでした。

しかし、現在はエアラインにおいて「有資格者採用制度」で操縦士資格を持っている学生の採用を積極的に行っています。

私にとって5年間の高専一貫教育は、航空業界へつながるベストな選択であったと後にあらためて実感することになりました。

そして他の学校では味わえない有意義な学校生活・寮生活で得た経験は、特にチームワークや判断力が求められる航空業界において、任務を確実にこなし、航空機を安全に運航するという基本に繋がっていると確信しています。

最後に、パイロットを目指す中学生の皆さんへ。夢を、夢で終わらせないでください。諦めずに最後まで努力したあとには必ず明るい未来が待っています。

大空で会いましょう。

CABIN ATTENDANT

全日本空輸(株)客室乗務員 花本 愛美さん日本航空高校石川卒 日本航空大学校卒

花本 愛美さん

高専一貫教育でキャビンアテンダントになれる、私が夢をかなえたのはどこにも負けない面接力と英語力の指導があったから。

航空学園が一番の近道だった

キャビンアテンダント風景1

国内産業の最先端をいくとも言われる航空機の設計に携わっている兄の影響を受け、兄と同じ日本航空高等学校石川、そして日本航空大学校から航空業界への就職を夢見て入学した私。

当初、航空整備士に興味を持っていた私が高校2年生の時にキャビンアテンダントの道へ進路変更したのは、本物の航空機に囲まれたこの学校で多くの先生に指導をいただき、キャビンアテンダントについての知識を深める中で、そのやりがいを知り、「キャビンアテンダントになりたい」と思えたからです。

「キャビンアテンダントを目指そう」そう思った時にまず思い浮かべたのは、大学に入るため受験勉強をしなければいけないのではないかということでした。

しかし日本航空高校石川、日本航空大学校の実践的なカリキュラムは私に自信を持たせてくれるのに十分な内容で、両親にも相談してこの道で行くと決めました。

後輩への軌跡に

キャビンアテンダント風景2

エアラインの国際線キャビンアテンダントとしてチーフパーサー(責任者)を務めていた経験のある、宮田先生から誘いを受けたことも自分自身を後押ししてくれました。

英語や中国語はもちろん、数年前まで実際に世界の空を飛んでいた国産旅客機YS-11での乗務実習やメイクのレッスン、ウォーキングレッスン、マナーや救急法、履歴書の書き方、面接対策などを学ぶうちに、自分に自信が持てるようになってきました。

また実際にキャビンアテンダントになった先輩が学校に訪問し、その体験談や合格の秘訣を聞けたことも大きな経験でした。

それでもまだ不安だったのは、身長と英語力のこと。慣れないヒールを普段から履くようにし、英語については週のほとんどが英語の授業でしたが、さらに先生にお願いして補習を受けさせてもらいました。

結果、国内大手エアライン2社から内定をいただくことができ、憧れだった全日本空輸に入社することができました。現在は国際線キャビンアテンダントとしてドイツのフランクフルト線などに乗務しています。 これからも後輩の皆さんとともに乗務できる日を楽しみに、笑顔を絶やさず頑張ります!

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